「自分らしく生きる」ためのコミュニティ
「『心・体・社会』を考えるオンラインカフェ」という名前のコミュニティを立ち上げました。
7月30日に第一回を開催します。
こくちーずに告知を出しました。
主催は私、高橋宏実とジガさんの2人体制です。
⇩こくちーずにも記載したプロフィールです。
<プロフィール>
・高橋宏実
横浜在住の会社員。被虐待経験により複雑性PTSD、解離、社交不安障害、うつを経験 / 回復のためにやってきたこと : ロルフィング、野口整体、イールドワーク、エナジーワークなど / レズビアン / 日韓ハーフ / 関心 : 東洋思想、ソマティック系のボディワーク
・ジガ
発達障害ASD、今のところアセクシャル自認、日本在住外国籍のジガです。
このコミュニティを立ち上げた理由は、自分がトラウマから立ち直ってきたなかで感じてきたことや学んできたことを誰かと共有したい、そして、もっと自分らしく生きるために誰かと語り合える場がほしいという思いがあったからです。
10代の頃からいつも何かしら心身の問題を抱えていた私は、大人になってからも一般的な社会生活を送ることがあまりできませんでした。
30手前になってうつの症状が多少落ち着いた頃、自分の人生がいい加減嫌になり、そこから手当たり次第にいろんなセラピーを受け始め、自分自身でも心や体について勉強し始めました。
その頃の目標は人並みにフルタイムで働けるようになること、でした。
状態は良くなったり後退したりを何度も繰り返しながら少しずつ少しずつ上向いて、フルタイムで働けるようになったのは31歳。
トラウマ症状がだいぶ和らいできたのを実感できるようになったのは33歳頃で、まだこの1年くらいの話です。
トラウマと向き合うことは自分自身と向き合うことに他ならず、それは全く、決して、全然、楽な作業ではありませんでした。
ただ、わずかずつでも回復していくなかで気づけたのは、"人並みの生活"という目標の向こう側に、もっと自分らしく生きたいとか、生き生きと生きてみたいとか、そういった生きることへの力強い欲求が自分の中にたしかにあるということでした。
トラウマからの回復はバラバラになった自分自身を統合していく道のりであり、それはそのまま自分らしい生き方へとつながっていくものだと実感しています。
バラバラだったものがまとまりを取り戻してくるとそこにはある種のエネルギーの流れというか、"次へ向かっていく動き"といったようなものが生まれてくるようにも感じています。
(それは一般的に健やかさと呼ばれるものかもしれません。)
その"動き"には何か独特のリズムがあって、これは一人一人固有のものでもあるようです。
充実した生というものがあるのだとしたら、その固有のリズムを十分に発揮できるような生き方のことを言うのではないでしょうか。
このコミュニティの概要は「人が健やかに、自分らしく生きていくためにはどうしたらいいかを話し合ってみようという集まり」です。
はじめは複合的なマイノリティの自助会をつくろうかと考えていましたが、そういったコミュニティはすでに他の方も運営されていますし、今後扱っていきたいテーマを考えると、属性でくくるのもなにかもったいないような気がしてこういう形にしました。
マイノリティでもそうでなくても「自分らしく生きる」ことに興味がある方たちといろいろお話しできたら嬉しいです。